米・イスラエルのイラン攻撃 どうなるインドネシア8000人派兵の約束
米・イスラエル軍のイラン爆撃で
ハメイ二氏が死亡。
そしてその日の夜のイランの報復開始。
ドバイの高級ホテルやイスラエルの首都に
ミサイルが着弾した映像が世界を駆け巡った。
戦地になる場所とは別世界、安全だと信じられていた
大都市の真ん中が爆撃を受けて燃え上がっている。
インドネシアはほとんどの人口がイスラム教徒を占める国。
その一方で、イランは、「欧米からの干渉を受けない分、
進んだ軍事力を発展させることができたのだ」
「イスラムの誇り」や「反帝国主義」的な文脈で、
賞賛される。
インドネシアは、歴史的に、熱烈なパレスチナ支持。
学校無料!医療無料!なんでもOK.OK.言ってきたが
大統領になったら、忘れたふり。
そんな中、8000人もの兵士をガザに送る予算、
そして巨額の入会金をどこから捻出するつもりなのか?
農産品が無税で、市場に流れ込んでくれば
国内の農業は潰滅するかもしれない。
専門家の意見では、その影響を受ける農家に
国は補償を払わなければならないことになるが
それをどうするのか?
食糧を輸入に依存するようになれば、
ライセンスを持つ輸入業者の独占市場になる。
今の政府幹部は、そのライセンス利権をどう利用しよう
しか考えていないということを、
トランプ大統領は、見抜いている。
だから、他の国よりも高い税率を押し付けられる。
怒りをぶちまけるのは、経済専門家や、元外務大臣など。
SNS上でしか発言権を与えられていないというのが悲しい。
そんな中、アメリカ軍がイランに侵攻。
「パレスチナの独立のため」「地域の安定のため」
という矛盾を繕うための、政府の言い訳は
この日、既に瓦解している。
国内の、反対運動の方はどうなっているのだろうか?
これまで、反イスラエルの伝統を強く守って来た
イスラム教団体の上層部は、
この件に関して「大統領の外交努力を支持する」
と公式発表している。
これは、宗教の肩書きを利用した、あまりにも露骨な裏切り行為だ。
宗教権威筋が、どんな利権と結びついているかということについては、
かなり有名な話なので、怪しいと思わない人の方が珍しいはず。
ハメイ二氏が死亡。
そしてその日の夜のイランの報復開始。
ドバイの高級ホテルやイスラエルの首都に
ミサイルが着弾した映像が世界を駆け巡った。
戦地になる場所とは別世界、安全だと信じられていた
大都市の真ん中が爆撃を受けて燃え上がっている。
怖ろしい時代の幕開けを思わせるかのような
報道だった。
インドネシアはほとんどの人口がイスラム教徒を占める国。
昔から、反米・反イスラエル感情が根強いことで知られている。
サウジアラビアといえば、巡礼の地メッカのある土地だが、
こういう時サウジに同情があつまるわけではない。
むしろ、米と同盟を組んだことへの、神の裁き、
だと語られる。
こういう時サウジに同情があつまるわけではない。
むしろ、米と同盟を組んだことへの、神の裁き、
だと語られる。
その一方で、イランは、「欧米からの干渉を受けない分、
進んだ軍事力を発展させることができたのだ」
「イスラムの誇り」や「反帝国主義」的な文脈で、
賞賛される。
「でもやはりアメリカには勝てないだろう」
という専門家の意見に対してさえ、
「アメリカの味方をするのか?」
「アメリカの味方をするのか?」
と反発の声がかならずあがる。
インドネシアは、歴史的に、熱烈なパレスチナ支持。
サッカーの試合にさえ、イスラエル選手団の入国を拒否して、
国際大会の開催権を失ったこともあった。
そんなインドネシアが、今とても微妙な立場にある。
そんなインドネシアが、今とても微妙な立場にある。
それは、トランプ大統領の平和維持委員会への参加。
平和維持委員会と言いながらも
パレスチナ人を虐殺してる当事者
パレスチナ人を虐殺してる当事者
イスラエル大統領と席を並べる委員会。
しかも8000人の兵士をガザに送ることまで
約束している。
プラボゥオ大統領は、これまで、選挙活動の度に
「外国追い出せ!帝国主義反対!」
と力強く、勇ましく声を張り上げ、
主張してきたはずだが、
最近のこの、トランプ大統領の言いなり
「ポチ化」の態度に、国内では批判の声が高まっている。
主張してきたはずだが、
最近のこの、トランプ大統領の言いなり
「ポチ化」の態度に、国内では批判の声が高まっている。
オッケーガス! これは、プラボゥオ大統領が
選挙運動の時のキャッチフレーズ
選挙運動の時のキャッチフレーズ
交通違反なんか気にしないで、
アクセル踏んで乗客の要求に答えてくれる
気のいい乗り合いバスの運転手をイメージしたもの。
学校無料!医療無料!なんでもOK.OK.言ってきたが
大統領になったら、忘れたふり。
そして最近は、外交関係で、オッケーガス!をやっている。
今回のアメリカとの関係も、そんな感じで安請け合いしたんじゃないか。
雑誌の特集などでは、そんな皮肉をこめたイラストで表現される。
雑誌の特集などでは、そんな皮肉をこめたイラストで表現される。
実態は、前政権の借金返済が重くのしかかる中、
政権維持のための「ばらまき」を優先し、
昨年末に発生した、アチェ・北スマトラの巨大な地滑り災害
の被災地にも目をつぶっている状態。
昨年末に発生した、アチェ・北スマトラの巨大な地滑り災害
の被災地にも目をつぶっている状態。
そんな中、8000人もの兵士をガザに送る予算、
そして巨額の入会金をどこから捻出するつもりなのか?
更に、理解できないのが、締結されたばかりの関税契約だ。
アメリカからの輸入関税が、ほぼゼロになる一方で、
インドネシアからアメリカへの輸出には19%の関税(他国より高い)
さらに、インドネシアには217項目もの義務が課される一方で、
アメリカの義務はわずか6項目。
トランプ大統領はこの交渉の成果について、
「インドネシアは我々に19%の関税を払い続けるが、
我々は彼らに1ルピアも払わない(0%)
我々はインドネシア市場への『フルアクセス(全開)』を手に入れた。
これこそが真の『アメリカ・ファースト』だ」
と誇らしげに語っている。
確かに、交渉相手としては、
インドネシアは弱すぎる。
アメリカからの輸入関税が、ほぼゼロになる一方で、
インドネシアからアメリカへの輸出には19%の関税(他国より高い)
さらに、インドネシアには217項目もの義務が課される一方で、
アメリカの義務はわずか6項目。
トランプ大統領はこの交渉の成果について、
「インドネシアは我々に19%の関税を払い続けるが、
我々は彼らに1ルピアも払わない(0%)
我々はインドネシア市場への『フルアクセス(全開)』を手に入れた。
これこそが真の『アメリカ・ファースト』だ」
と誇らしげに語っている。
確かに、交渉相手としては、
インドネシアは弱すぎる。
個人データの共有、外資100%解放、無税、というのは、
じつは既に、他の国にやられてしまっている、という
断れない事情がある。
じつは既に、他の国にやられてしまっている、という
断れない事情がある。
農産品が無税で、市場に流れ込んでくれば
国内の農業は潰滅するかもしれない。
専門家の意見では、その影響を受ける農家に
国は補償を払わなければならないことになるが
それをどうするのか?
食糧を輸入に依存するようになれば、
ライセンスを持つ輸入業者の独占市場になる。
今の政府幹部は、そのライセンス利権をどう利用しよう
しか考えていないということを、
トランプ大統領は、見抜いている。
だから、他の国よりも高い税率を押し付けられる。
「これじゃ戦争で負けたのと同じだ・・」
「大統領が単独で署名しただけでは確定ではない。
憲法・法律に抵触する内容が多数ある」
「大統領が単独で署名しただけでは確定ではない。
憲法・法律に抵触する内容が多数ある」
怒りをぶちまけるのは、経済専門家や、元外務大臣など。
SNS上でしか発言権を与えられていないというのが悲しい。
そんな中、アメリカ軍がイランに侵攻。
「パレスチナの独立のため」「地域の安定のため」
パレスチナ支持を主張しつつ、イスラエルと同じ委員会に参加。
という矛盾を繕うための、政府の言い訳は
この日、既に瓦解している。
平和維持が目的だったはずだから、
即、参加をやめると表明してもいいはず。
ところが、プラボウォ大統領のとった行動は
「テヘランへ飛んで仲裁する」という公式発表。
即、参加をやめると表明してもいいはず。
ところが、プラボウォ大統領のとった行動は
「テヘランへ飛んで仲裁する」という公式発表。
現在のインドネシアの立場を考えると、
それは仲裁ではなく、アメリカの使い
として、イランに降伏を呼びかけに行く、
と言ってくれた方がわかりやすい。
「仲裁などいらない。他所の国のことより、自分の国のことを気にかけろ」
それは仲裁ではなく、アメリカの使い
として、イランに降伏を呼びかけに行く、
と言ってくれた方がわかりやすい。
「仲裁などいらない。他所の国のことより、自分の国のことを気にかけろ」
イラン側が、仲裁を拒絶したこのメッセージは、本当に的を得た答えだ。
しかしプラボゥオ大統領は、イラン側から拒絶されても、
まだあきらめていないようだ。
門前払いに終わっても、
イスラム最大の国が味方だということを世界にアピールすることが
米国にとって利益になるからなのだろうか?
それとも、8000人の兵士を実際に送り込まなくて済むように、
努力したという痕跡を残しておくためだろうか?
しかしプラボゥオ大統領は、イラン側から拒絶されても、
まだあきらめていないようだ。
門前払いに終わっても、
イスラム最大の国が味方だということを世界にアピールすることが
米国にとって利益になるからなのだろうか?
それとも、8000人の兵士を実際に送り込まなくて済むように、
努力したという痕跡を残しておくためだろうか?
もし、地上戦に突入の段階にまで至ってしまったら、
「平和目的ではないから派兵しません」
「平和目的ではないから派兵しません」
と断ることもできなくなるかもしれない。
止めるなら今のうちのような感じもする。
止めるなら今のうちのような感じもする。
国内の、反対運動の方はどうなっているのだろうか?
これまで、反イスラエルの伝統を強く守って来た
イスラム教団体の上層部は、
この件に関して「大統領の外交努力を支持する」
と公式発表している。
これは、宗教の肩書きを利用した、あまりにも露骨な裏切り行為だ。
宗教権威筋が、どんな利権と結びついているかということについては、
かなり有名な話なので、怪しいと思わない人の方が珍しいはず。
それでも、草の根の宗教指導者や学生、人権、法曹団体が
反対の声をあげている。
今のところ、平和維持委員会への参加については
一時停止ということになっている。
反対の声をあげている。
今のところ、平和維持委員会への参加については
一時停止ということになっている。
大統領はやはり、テヘランへ行くのか?
もし第三勢力や過激派が大統領を攻撃して、
それを「イランの仕業」に仕立て上げれば、
アメリカは「同盟国リーダーへのテロ」を大義名分に、
イランへの地上軍投入へとアクセルを踏むきっかけ
にならないとも限らない…
そう考えると恐ろしい。
「オッケーガス」と言ってアクセルを踏む
乗り合いバスの運転手より、できることなら、
行き先を理解している専門家の運転する
バスに乗りたいとつくづく思う。
もし第三勢力や過激派が大統領を攻撃して、
それを「イランの仕業」に仕立て上げれば、
アメリカは「同盟国リーダーへのテロ」を大義名分に、
イランへの地上軍投入へとアクセルを踏むきっかけ
にならないとも限らない…
そう考えると恐ろしい。
「オッケーガス」と言ってアクセルを踏む
乗り合いバスの運転手より、できることなら、
行き先を理解している専門家の運転する
バスに乗りたいとつくづく思う。